亀山 知英

廃材によって構成されたものに彩色してつくられる、直立する人の姿をかたどった作品は、それぞれ何かの思考や気持ちを内に宿しているように見える。

彼らが立ち並ぶ空間と向かい合うとき、それぞれの「人物」との刹那の関わりの中で、私たちも、ある感情を想起させられるのである。